厳しい現実に目が覚めた!アメリカで家を買う【2】

家を買う




Naoko
サンディエゴ在住、映画とドラマ💗の英語インストラクターNaokoです。

アメリカで家を買うシリーズ第2話です。

リアルター(不動産エージェント)と住宅ローンの専門家のローンオフィサーに会って話を聞いたことで、だんだんと現実味を帯びてきた家の購入。

具体的な数字を目の当たりにして「いつまでも夢を見てちゃダメ!」と横っ面をハタかれた気がしました。

しかし、これからの人生で何を優先するかを真剣に考えるきっかけにもなったのです。

我が家の人生設計

life plan

我が家はアメリカの永住権を取得したので、よほどのことがない限り日本に戻ることはありません。次女が高校を卒業するまでは、学区を変えずに暮らしたいと思っています(2017年1月時点であと9年)。

日本でもずっと賃貸生活でした。海外移住を視野に入れていたからですが、「自由を買っていると思えば高めの家賃は仕方ない」という気持ちが常にありました。賃貸は自由で気楽です。

しかしアメリカで賃貸を続けていれば「売るから出ていってくれ」と言われる可能性があります。学区内に次の賃貸物件が見つからなかったら、学校を変えなくてはなりません。持ち家だったら、その心配はなくなります。

また、娘の学区の賃貸物件の家賃は上がる一方です(もちろん家の値段も!)。

高い賃料を払い続けるより、家を買ってアメリカに自分の資産を作るという考えは理にかなっている、と思いました。

住宅ローンの具体的な見積もりをもらう

money for home

不動産売買のプロであるNさん、住宅ローンのプロであるHさんと初めて話し合いを持ったのは2016年12月。ほとんど知らなかったアメリカの住宅ローンについて、日本語でわかりやすく説明してもらえたのがよかったです。やはり母国語だと、頭と心にスーッと入ってきますからね。

よくわかったのはいいのですが、現実は甘くないということもしっかりわかりました。

頭金 (downpayment) は20%あるといい

こちらで用意できる頭金の額を伝え、住宅ローンの見積もりを出してもらいました。

頭金は物件の20%はあったほうがいい、というのは事実です。頭金が20%より少ないと住宅ローンに対する保険料がかかるため、月々の返済額が増えます。

基本型のローンだと借りる人のクレジットスコアや頭金の比率で金利が変わりますが、基本的に20%の頭金を入れて組むと一番金利がいい、とされています。

住宅ローン以外の支払い

住宅ローン以外にも、月々支払うものがあります。

まずはコミュニティのHome Owners Assosiation (HOA)。日本のマンションの管理組合にあたるもので、毎月住民から管理費を徴収して共用部分の管理費、保険代、将来の修理に備えた積立金にあてます。

驚いたのが固定資産税(property tax)。日本だと年4回の分割納付が基本ですが、アメリカでは毎月の住宅ローンと一緒にローン会社に月払いします。つまり、ローン会社が私たちの代わりに税務署に払うのです。

ローンオフィサーからは「頭金以外にかかるコストとして$10,000~$15,000くらいを用意しておいてほしい」と言われました。お金はいくらあっても十分ではない、という気がしましたね。

譲れない条件以外は柔軟に妥協する

talk each other

自分たちの手が届く物件はこの値段だ、という冷たい現実が目の前に突きつけられました。でも、賃貸を続けていたらどんどん家賃が高くなることも事実です。

我が家の譲れない条件は、娘2人の学校を変えないこと。

私は、移住してから少しずつ築き上げてきた交友関係を保ちたい、と思いました。近所に頼れる友人がいるのは何より心強いもの。「遠くの家族より近くの友人」ということは、海外で暮らしていると実感します。

実は、買うなら一軒家がいいなぁ〜、と夢見ていた私。でも一軒家を買うとなると、1億円を軽く超えてしまうことがわかったのです。

その時点で、一軒家の夢は消えました。でもタウンハウスかコンドミニアム(日本のマンションにあたる)なら、なんとか買えそうです。

隣と壁がくっついているタウンハウスでも、じゅうぶん快適に暮らしています。娘の学区を変えないですむなら、妥協できるところは妥協しよう、タウンハウスかコンドミニアムを買おう、と夫と話し合いました。

移民第一世代の苦労

moving to US

私と夫は日本からアメリカに移住した移民第一世代になります。

日本での生活をすべて処分して移住したのです。アメリカではゴミ箱1つからすべてを新たに買い揃えました。

もちろん日本から船便で送った荷物はありますが、それは最低限必要なもの。荷物が多いほど引っ越し代が高くなるため、送るかどうか迷うものはすべて処分しました。「あれは処分しなければよかった」と後悔するものがいくつもあります(涙)。

海外引越にかかる費用も大変な金額だったし、永住権をとるためにも時間とお金がずいぶんかかりました。

日本にいれば、こんなにお金の苦労をしなくて済んだはず。なのになぜ移住したのか?と聞かれたら、やはり答えは「そうしたかったから」

夫と二人三脚でいろいろなことを乗り越えてきました。いよいよ家の購入を考える段階になったことが、少なからず誇らしかったのも事実です。

最初から理想の家が買えるはずがありません。まずは自分たちの身の丈にあった家を買い、徐々にステップアップしていこうと思いました。

【次回予告】「買います」といえば買えるわけじゃない厳しい現実

 

open house

Agover / Pixabay

ローンの見積もりをもらったことで、だいたいこういう家なら買えそうだという感覚はつかめました。

めぼしい物件があったら見に行きました。「買います」とオファーを出したら、すんなり決まるものと思っていたら大間違い。

こんなはずじゃなかった!という事態になりました。

続きは第3話にて。

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ABOUTこの記事をかいた人

映画とドラマをこよなく愛する英語インストラクター。オンラインで英語を教えています。2009年からサンディエゴ在住、元字幕翻訳家。趣味は映画/ドラマ観賞、読書、ピラティス。娘が2人。