ペンキを塗ろうと思ってたのに!アメリカで家を買う【6】

家を買う




Naoko
サンディエゴ在住、映画とドラマ💗の英語インストラクターNaokoです。

アメリカで家を買うシリーズ、第6話に突入です。

賃貸契約の問題も無事にカタがつき、ホッと胸をなでおろしました。

家の売買契約のクロージング(下記に補足あり)を待つ間に、いろいろとやることがあります。

大事なのは、買った家の欠陥・劣化状況を調べるインスペクション。不具合があったら自分たちで修理代を負担する条件になっているので、ハラハラドキドキです。

契約のクロージングも、予定よりもずるずると長引きました。そのため、ペンキ塗りの計画を変更せざるをえなくなり…

補足
買い手がオファーを入れ、売り手にそのオファーが受け入れられたらその時点で契約が始まります。全ての契約内容が順番にクリアされたら決済の日を迎えます。この決済日のことをクロージングといいます。

インスペクションで判明した欠陥の数々

frustrated

2017年5月11日の午前中に、新居のインスペクション(住宅診断)を行いました。

家を買う側は、ライセンスを持ったインスペクターを雇い、家の欠陥、劣化状況、メンテナンスの必要度をこまかく調べてもらのです。信頼できるインスペクターを、リアルターのNさんに紹介してもらいました。

この診断で、電子レンジが壊れていること、ディスポーザー(生ゴミ処理マシン)のスイッチが動かないことなど、いろいろな不具合が判明しました。

“As is” (現状そのまま)で買うことになっている私は、その不具合の修理をすべて負担しないといけないので、どんどん気持ちは暗くなっていきます。

結果を聞く私の顔があまりに不安そうだったのか、インスペクターが「初めてだから心配だろうけど、この家は不具合が少ないほうですよ」と励ましてくれました。

初めてのことばかりで、ひとつひとつを自分の中で消化していくのに骨が折れましたね。

引越し準備も始める

box

引っ越しの準備も始めました。

日本の引っ越しと違って、アメリカでは段ボールを自分で用意しないといけません。まずは段ボールを集めなくてはならないのですが、役に立ったのがNextdoorというサイト。ウェブ上のご近所掲示板のようなものです。

「不要な段ボールあります」というお知らせを見たらすぐに連絡をして、受け取りにいきました。近所、というのが大きなポイント。

Craigslistでも探せるけど、Nextdoorほど地域を絞ることはできません。Nextdoorでさがせば車で5分以内の場所ばかりだったので、時間と労力を節約できました。

自分で壁にペンキを塗ろうと思っていたけど

paint

stux / Pixabay

さらに私は、部屋の壁の色を塗り替えたいと思っていました。

現状ではリビングとキッチンダイニングが灰色、子供部屋が緑、階段が水色。気分一新という意味でも、壁すべてを柔らかいオフホワイトに統一したかったのです。

映画やドラマでも、アメリカ人はよく部屋のペンキ塗りをしています。簡単で楽しそうなペンキ塗りをやってみたい、と思いました。

自分で塗ればかなりお金が節約できるはずと思い、近所のペンキ屋に行きました。色や道具の下調べをして、とりあえず無難なオフホワイトのお試しサイズを購入したのです。

壁にペンキを塗る方法をYoutubeで研究し、かなりやる気になっていました。

売買契約のクロージング予定が5月30日で、引越しは6月8日と9日。少なくとも1週間はペンキ塗りができるはずでした。

クロージングがずれ込む

frustratedしかし!

ずるずるとクロージングが遅れたのです。

こればかりは待つしかなく、本当にやきもきしました。

クロージングしないと家の鍵をもらえないので、29日の夕方、特別に家の中に入れてもらい、ペンキの試し塗りをさせてもらいました。実際の壁に塗ったときの色をどうしても確認したかったのです。

ペンキの店が29日まで30%オフのセールをやっていたので、試し塗りで問題なければ追加のペンキを買うつもりでした。

鍵を開けてくれたセラーのエージェントV氏が、帰り際に私に言いました。

V氏
ペンキ塗り、初めてじゃないですよね?
Naoko
初めてです。
V氏
全部、自分で塗るつもりですか?
Naoko
はい、そのつもりです。
V氏
(無言)。。。
Naoko
ちょっと無謀ですかね?
V氏
かなり腕の力が要りますよ。僕も何度か塗ったことあるけど、腕がパンパンになって大変でした。
Naoko
娘二人も手伝ってくれるって言ってます。
V氏
でもこの家、かなり天井が高いですよね。
Naoko
(無言)。。。
V氏
悪いことは言わないから、プロを雇ったほうがいいですよ。クロージングがずれ込んでいて時間もないですし。

ペンキを塗る気になっていた私でしたが、V氏の言葉にひるみました。

プロに頼んでよかった!

paint roller

実は私、腕の力がとても弱いのです。

ろくに腕立て伏せもできません。

そんな私が、天井が高い家のペンキを塗ることができるでしょうか?

いや、できるはずがありません。

ペンキ塗りはプロを雇うことに決めました。Nさんにハンディマンを紹介してもらい、クロージングしたらすぐに取りかかってもらえるように手はずを整えました。

クロージングはずるずると長引いて、家の鍵をもらえたのは結局6月5日の夕方でした。引越しまで2日しかなかったのです!

いやはや、プロを手配しておいてよかった…

6月6日の朝からペンキ塗り作業がスタート。男性3名が、黙々と塗ってくれます。

私は偵察もかねて、お菓子や飲み物を差し入れに行きました。彼らが作業する姿を見て「やはりプロに頼んで正解だった」と思いました。

というのも、引越しの準備で大忙しで、ペンキ塗りをする余裕など全くなかったのです。

実に適切なアドバイスをしてくれたV氏に感謝しないといけません。

セール値段より業者値段のほうが安い

ペンキ塗りに関して、もう1つ発見がありました。

ペンキをセールで安く買えた!と思っていたのですが、一般の人が買う値段はセールになっていても業者値段より高いのです。

ハンディマンに追加のペンキが必要だと言われてペンキを買いにいったとき、彼のアカウント番号をペンキ屋に知らせたら驚くほどに安くてびっくりでした。業界値段ってやつですね。

1時間以上、ひたすら書類にサイン

signing documents

いよいよ契約のクロージングが確定する直前に、ローンオフィサーの事務所に行って大量の書類にサインをする必要がありました。

夫が出張で不在だったため、彼の分も私がサイン(そのために委任状を作っておきました)。つまり、普通の人の倍、サインをしたのです。

1時間以上はかかったと思います。ペンを持つ手が痛くなりました。

でも、この苦行を終えればすべてが完了、と自分を奮い立たせて黙々とサインを続けました。

引っ越しは無事完了。でもまたトラブル発生。

そして6月8日と9日の2日にかけて引っ越し、無事新居に移ることができました。

新居で落ち着くどころか、またもや次から次へと問題が発生したのです。

次回、トラブルに動じなくなってきた(?)私の成長ぶりを、お楽しみに。

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ABOUTこの記事をかいた人

映画とドラマをこよなく愛する英語インストラクター。オンラインで英語を教えています。2009年からサンディエゴ在住、元字幕翻訳家。趣味は映画/ドラマ観賞、読書、ピラティス。娘が2人。