最強の英語教材!おすすめ海外ドラマ12本【シリアス編】

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Naoko
サンディエゴ在住、映画とドラマ♡の英語インストラクターNaokoです。

映画やドラマは最強の英語教材!と強く信じている私。

夢中になって見ているうちに自然と英語力がついてしまうなんて最高ですよね。

英語「を」学ぶのではなく、英語「で」楽しむという気持ちを大切にしましょう。

今回は、大人向けのシリアスなドラマを12本をご紹介します♪

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Big Little Lies(「ビッグ・リトル・ライズ」)

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© HBO

舞台は北カリフォルニアのモントレーの高級住宅街。小学校の資金集めのイベントで誰かが死んだ、というシーンから始まります。

誰が死んだのか?事故なのか、殺人なのか?母親たちの対立、子どものいじめ、家庭内暴力など、さまざまな要素が織り交ぜられたミステリー。オーストラリアの人気作家リアーン・モリアーティの同名小説(邦題:「ささやかで大きな嘘」)のドラマ化です。

主演のリース・ウィザースプーン、二コール・キッドマンは製作指揮にも名を連ねています。第69回エミー賞で8冠、第70回ゴールデン・グローブ賞で4冠という快挙も成し遂げました。

詳しい内容と使える英語フレーズは、下の記事で紹介しています。

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【ドラマで英語】「ビッグリトルライズ」から学ぶリアルな英会話

2017年12月6日


The Affair(「アフェア ~情事の行方~」)

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(c)showtime

小説家でもある教師のノアは、有名作家の娘である妻ヘレン、4人の子どもと、NYで充実した生活を送っていました。ある夏、郊外の避暑地モントークにある義父母の豪邸を一家で訪ねる途中、立ち寄ったレストランでアリソンと偶然出会います。そんなアリソンは近くにある牧場のオーナー、コールの愛妻で、夫妻はかつて幼い息子を失った悲しみを乗り越えようとしていました。次第にひかれ合い、急接近するノアとアリソン。二人の関係がまわりに様々な影響を与えるなか、ある事件が起こります……

主要な登場人物(ノア、アリソン、ヘレン、コール)それぞれの視点から、同じエピソードが描かれる形式が面白いです。まるで芥川龍之介の「羅生門」。ノアの視点から見たときの状況と、アリソンの視点から見たときの状況がずいぶん違ったり。物事のとらえかたは人によってこんなに違うのか、と驚いてしまいます。

不倫、離婚、殺人事件など、かなりドロドロした内容ではあるものの、情感たっぷりな大人の世界を堪能できる中毒性のあるドラマです。


The Good Wife(「グッド・ワイフ」)

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(c) CBS

舞台はシカゴ。アリシア・フロリックは地方検事である夫ピーターの妻。専業主婦として娘と息子を育てていました。夫の女性スキャンダルが汚職事件にまで発展し、夫は逮捕されてしまいます。

郊外の豪邸に暮らす専業主婦だったアリシアの生活は、夫の失墜と同時に一変。家も手放して、こじんまりしたコンドミニアムに移ります。夫が娼婦と一緒にいる写真がゴシップ紙に掲載され、まわりからあわれみと好奇の目にさらされるアリシア。

弁護士資格を持っていたアリシアは、ロースクールで級友だったウィルの法律事務所で働くことになります。弁護士資格を持っているとはいえ10年以上の長いブランクがあったアリシアは、苦労しながらも夫のコネや人脈を使い、したたかに成長していきます。

アリシアを演じるのは「ER緊急救命室」のジュリアナ・マルグリース。自分の足で立とうとする女性を応援してくれる、見ごたえのある法廷ドラマ。おすすめです♪

Naoko
ファッションもインテリアも、かなりゴージャス!わたしが注目したのはアリシアのベッド脇にあるランプ。とてもステキです。

Suits(「スーツ」)

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(c)USA network

舞台はNYマンハッタン。敏腕弁護士ハーベイと、天才的頭脳を持つマイクの活躍を描く法廷ドラマ。

もちろん法廷シーンは見応えありなのですが、ハーベイとマイクがしょっちゅう映画やドラマからのセリフを引き合いに出すのが面白いです。

女性陣も個性的かつファッショナブル。法律事務所の女ボスであるジェシカ、ハーベイの秘書ドナ、マイクと恋愛関係になるパラリーガルのレイチェル。レイチェル役のメーガン・マークルは英国王室に嫁いだことで突如有名になりましたね。

「ゲーム・オブ・スローンズ」に出ている大物俳優二人(キャトリン・スタークと宦官ヴァリス)も出てきます。わたしは「スーツ」を先に見ていたので「ゲーム・オブ・スローンズ」で二人の顔を見たときにびっくりしました。

「ゲーム・オブ・スローンズ」は下の記事で紹介しています。

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2018年11月7日


Mad Men(「マッドメン」)

madmen

(c)AMC

舞台は1960年代のNY。マディソン・アベニュー(Madison Avenue)に広告代理店が多かったため、広告代理店の男たちを指す造語(Mad Men)がタイトルになっています。敏腕広告マンたちの欲望と葛藤がうずまく世界を、リアルかつ刺激的に描いています。

1960年代当時の風俗や時代背景が忠実に描かれているところがポイント。オフィスでは男女を問わず煙草をスパスパ。昼間からカランコロンとグラスに氷を入れてお酒を飲みます。人種差別、男女格差、セクハラは当たり前の世界が、広告代理店を中心に繰り広げられます。

主人公のドン・ドレイパー(ジョン・ハム)は広告代理店の敏腕クリエイティブ・ディレクター。美しい妻と子どもがいますが、実は自分の出生を隠して別人になりすましています。

ドンの秘書として入ってきたのがペギー(エリザベス・モス)。口紅の広告で素晴らしい能力を発揮したため、社内でただ一人の女性コピーライターに抜擢されます。

女性は常に男性の補佐役というこの時代。やがて結婚して子どもを産み育てるのが普通でした。今でもその考え方はなくなっていませんよね。

ペギーは既婚者と不倫関係になり妊娠。誰にも言わずに出産し、すぐに養子に出します。母親から「仕事なんかやめて早く結婚しなさい」と言われ続けますが、そんな押しつけの考えに妥協することなく、仕事にやりがいを見出します。

男性社会の中で、ときに打ちのめされながらも自分の道をたくましく進んでいくペギーを、わたしは心から応援しました。ペギーを演じたエリザベス・モスは注目の女優ですよ。

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(c) IMDb

The Handmaid’s Tale(「ハンドメイズ・テイル侍女の物語」)、Top of the Lake(「トップ・オブ・ザ・レイク〜消えた少女〜」)でも主演を張っています。どこか鳥を思わせるかぎ鼻、意志の強い目を持つ彼女の演技力から目が離せません。

60年代のファッション、インテリアにも注目です。わたしは特に、家のデコレーションや家具に魅了されました。

Bloodline(「ブラッドライン」)

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(c)Netflix

舞台はフロリダ・キーズ。リゾートホテルを経営しているレイバーン家は、地元の名士。ホテルの開業45周年を祝うパーティーに、ずっと離れて暮らしていた問題児の長男ダニーが戻ってくるところから物語がスタートします。

ダニーをうとましく思っている家族は、彼の帰郷を歓迎しません。次男のジョンは警察官、ダニーよりもよほど頼りになる長男的存在。長女メグは弁護士、三男のケビンは港で船の管理をしています。

ジョンを演じるカイル・チャンドラーは、日本ではあまり知られていませんがアメリカではとても人気のある俳優です。正義感が強くて頼りになる役がぴったりなのですが、このドラマでは彼のウソや罪がどんどん明らかになっていくのです。

秘密やウソを抱えているのはジョンだけではありません。ダニーが戻ってきたことが引き金になり、家族の過去の悲劇やひた隠しにされていた秘密が明らかになっていきます。

透き通った美しい海と抜けるような青空が、タールのようにどす黒くなっていくレイバーン家の事情と悲しいほどにあざやかなコントラストを描きます。

血がつながっているからこそ言えないこと。家族を守ろうとしてついたウソ。心の葛藤、愛情、憎しみ、いろいろな感情がうずまいて、見ている側の心もざわざわさせるドラマです。


Luther(「刑事ジョン・ルーサー」)

Luther

(c) BBC

英BBC製作の刑事ドラマ。すぐれた洞察力で屈折した犯罪者の心理を読み取り、強引に捜査を進めていく刑事ジョン・ルーサー。事件解決のためなら無理にでも自分のやり方を通すやり方はまわりから反感を買います。しかし刑事としての捜査能力が飛び抜けているため、署内でも一目置かれた存在です。

ジョンを演じるのはイドリス・エルバ。とてもシブくてたくましい、ステキな黒人俳優です。コメディ・ドラマ編で紹介した「キャシーのbig C 今わたしにできること」にも出演しています。

ジョンは仕事に命をかけているから、身の回りのことに構う余裕がありません。叩けばボワっとほこりが出そうなコートをいつも着ているのですが、そんな小汚いところも魅力。わたしの好みのツボ、見事にストライクな刑事ジョン・ルーサーにシビれっぱなしでした。

そんなジョンが、アリスというサイコパスに出会います。一見普通の女性なのですが、感情が欠落していて、人を傷つけたり殺したりすることにためらいがありません。ジョンとアリスの不思議な関係がドラマの1つの軸になっています。

Alice

(c)BBC

サイコパスのアリスを演じるのは、この記事の2番目に紹介した「アフェア〜情事の行方〜」のアリソン役も演じているルース・ウィルソン。キッとつりあがった眉毛と、アヒルのような口が特徴の女優です。このドラマでのぶっ飛んだサイコパスぶり、「アフェア〜情事の行方〜」での妖婦ぶり、もうあっぱれとしか言いようがありません。

Downton Abbey(「ダウントン・アビー」)

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photo from http://www.freepressjournal.in/entertainment/

舞台は1910年代のイギリス郊外。貴族グランサム伯爵一家が暮らす大邸宅「ダウントン・アビー」で繰り広げられるドラマを描いた時代歴史ドラマです。

グランサム伯爵家には娘が3人(長女メアリー、次女イーディス、三女シビル)。当時、女子は爵位と財産をつぐことができず、もっとも近い関係にあたる甥のパトリックが次の当主になる予定でした。パトリックと長女メアリーが結婚し、メアリーがダウントンの女主人になるはずが、豪華客船タイタニックの沈没により甥とその家族全員が死亡したというニュースが届くのです。

3人娘の華やかな恋模様も重要なストーリーですが、伯爵家に仕える使用人たちの生活もリアルに描かれています。食事用のナイフやフォークの配置を定規できっちり測って整えたり、主人の袖にインクがつかないように新聞紙にアイロンをかけたりするのです。使用人たちの間の恋愛、ねたみ、うらみ、足の引っ張り合いなど、さまざまなドラマが繰り広げられます。

Sherlock(「シャーロック」)

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(c)BBC

コナン・ドイル原作の探偵小説の舞台を現代のロンドンに置きかえてドラマ化。角川海外TVシリーズのキャッチフレーズが秀逸なのでご紹介します。

新聞ではなく〈ネット〉、電報ではなく〈メール〉、馬車ではなく〈タクシー〉で事件に挑む!探偵シャーロック・ホームズ21世紀に現る!

(中略)

新世代のシャーロックがここに誕生!殺人犯の逮捕ということに関して言えば、行き詰まりなどありえない。スマートフォンやブログを駆使するシャーロックの頭脳とジョンの現代主義が融合し、複雑な迷路のような謎を紐解いていく。

角川海外TVシリーズより引用

シャーロックを演じるのは「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」「ドクター・ストレンジ」のベネディクト・カンバーバッチ。独特な雰囲気をもっていて、変人をやらせたら右に出るものはいないのでは?とわたしは思います。ワトソン役は「ホビット」のマーティン・フリーマン。

やっぱり探偵もの、謎ときミステリーというのは本当に面白いです。ドラマを見ながら「何か謎を解く手がかりがあるのでは?」と画面のすみずみまで注意を払うので、見終わるとどっと疲れが出ます。でも、その疲労感がまた心地いい(のは私だけ?)。


The Night Manager(「ナイト・マネジャー」)

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(c) AMC

ジョン・ル・カレのベストセラー小説を元に、武器の密輸をめぐる攻防をスリリングに描いたスパイ・サスペンスドラマ。主演は「アベンジャーズ」「マイティー・ソー」のロキ役で有名な英国人俳優、トム・ヒドルストン。

エジプトのホテルで夜間マネジャーをつとめる元英軍人のジョナサン・パイン。ある事件をきっかけに、大物武器商人リチャード・ローパーの組織にスパイとして潜入することになります。表向きはホテルで働いているジョナサンは、極秘に諜報活動を行う敏腕スパイだったのです。

悪名高い武器商人リチャードを演じるのは「Dr. House/ドクター・ハウス」のヒュー・ローリー。違法取引で金儲けをしているだけあって用心深く、冷酷さと残忍さも持ち合わせています。

ジョナサンが、いつリチャードに正体を見破られるか?と、ハラハラドキドキ。リチャード逮捕にこぎつけられるか、最後の最後まで目が離せないドラマです。


Breaking Bad(「ブレイキング・バッド」)

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(c)AMC

舞台はニューメキシコ州アルバカーキ。ウォルター・ホワイトは高校の化学教師。身重の妻スカイラーと、脳性麻痺の息子ウォルターJr.と暮らしています。給料が安いため近所の洗車場でアルバイトをして生活を支えているのですが、洗車している途中で倒れ病院に運ばれます。

運ばれた病院で、余命2年の肺ガンであると告げられショックを受けるウォルター。残された家族にお金を残すため、化学の知識を活かしてクリスタルメスという麻薬の密造しようと計画します。

元教え子のジェシーを相棒にメス精製を本格化させていくウォルター。家族を守るために始めたことなのに、だんだん家族との関係も悪化し、ウォルター自身も変わっていきます。

2014年の夏、このドラマを一気見(binge-watching)しました。全部で5シーズンあるのですが、どうにもやめられない面白さ。扱っているのはドラッグ、病気、暴力、殺人など、えらくダークなのですが、主人公ウォルターの人生がどうなるのか最後まできっちり見届けずにはいられなくなります。

最後の最後で流れた音楽にジーンときましたね。いろいろなことを考えさせてくれるドラマです。

The People v. O. J. Simpson: American Crime Story(「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」)

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(c) FX

アメリカン・フットボールの元スーパースター、O.J.シンプソンの世紀の裁判を描いた法廷ドラマです。

映画やテレビで活躍する実力派俳優たちを実にうまくキャスティングしているところがすごい!特に、O.J.シンプソンを追い詰める女性検事役のサラ・ポールソンがよかったです。O.J.シンプソンが人気者なだけに、有罪にしようとする彼女に対しての中傷・バッシングがすさまじい。極めて優秀で芯の強い彼女がさすがにがっくり参ってしまうシーンなど、「がんばって!」と励ましてあげたくなりました。

この事件のころ、わたしはまだ日本で暮らしていましたし、あまり興味もありませんでした。アメリカで暮らすようになってから見たこのドラマにはググッと引き込まれましたね。実際にこんな事件が起きたことが信じられませんが、このドラマを見て、アメリカのよい点と悪い点を同時に目の当たりにしたような気がしました。

まとめ

今回は、大人のシリアス系ドラマをご紹介しました。

どれも見応えのある作品ばかりです。

  1. Big Little Lies(「ビッグ・リトル・ライズ」)
  2. The Affair(「アフェア ~情事の行方~」)
  3. The Good Wife(「グッド・ワイフ」)
  4. Suits(「スーツ」)
  5. Mad Men(「マッドメン」)
  6. Bloodline(「ブラッドライン」)
  7. Luther(「刑事ジョン・ルーサー」)
  8. Downton Abbey(「ダウントン・アビー」)
  9. Sherlock(「シャーロック」)
  10. Night Manager(「ナイト・マネジャー」)
  11. Breaking Bad(「ブレイキング・バッド」)
  12. The People v. O. J. Simpson: American Crime Story(「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」)

Have a wonderful day!

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ABOUTこの記事をかいた人

映画とドラマをこよなく愛する英語インストラクター。オンラインで英語を教えています。2009年からサンディエゴ在住、元字幕翻訳家。趣味は映画/ドラマ観賞、読書、ピラティス。娘が2人。