「純ジャパ」は日本語を活かして英語力アップ!

japan wave




 

こんにちは!

サンディエゴ在住、チャットで英語を教えているNaokoです。

 

自分が言いたいことをできる限りそのまま英語にして伝えたい、と思いませんか?

私も渡米当時、そう思っていました。

でも実際は半分も言えたらいいほうで、「私ってダメだ」と自分にがっかりする日々が続きました。

もしあなたが今そういう状況にあるとしたら、ぜひこの記事を最後まで読んでください。あなたの気持ちをラクにしてくれる言葉があります。

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渡米前に出会いたかった本

以前、英語学習におすすめのポッドキャストとして紹介したバイリンガルニュース。特に上智大学の吉田研作教授のインタビューが素晴らしい、と書きました。

そして先日、吉田教授の「日本語を活かした英語授業のすすめ」(柳瀬和明氏と共著)を読みました。

感想は一言。

「もっとこの本に早く出会いたかった!」

この本は英語を教える人向け(英語教師)に書かれているので、英語を教える立場にない人は手に取りにくいでしょう。表紙を見てわかるとおり、教科書っぽいですから。私も吉田教授のインタビューを聞かなかったら読むことはなかったかもしれません。もしあなたが英語を教えている、あるいはこれから教えてみたい、と思っているとしたら、読んでみることを心からオススメします。

「純ジャパ」の英語学習の現状

「国際化の中で英語はもはや日常である」「英語ができなければこれからはやっていけない」と、かなり前から言われつつも、日本に住む英語学習者が置かれている現状は下記のようなものです。

  1. 教室で学んだことが外にでるとなかなか実を結ばない、つまり英語を使うチャンスがない
  2. 英語使用があくまでも限定された環境に限定されていて、実社会・実生活では使われていない
  3. 「自分が言いたいこと」を英語で表現しようとすると急に行き詰まってしまう

「日本語を活かした英語授業のすすめ」より

渡米前の私は1と2、渡米直後の私は3にバッチリ当てはまりました。

さらに吉田教授はこう言います。

英語圏でまとまった時期を過ごすことのできる学習者は別として、圧倒的多数の「純粋培養型日本人学習者」の場合は「英語で考えろ」と言われて、「はい、そうですか」と即座に納得できるかというと、なかなかそうはいかないのではないでしょうか。むしろ、せっかく持っている日本語という道具を上手に活用する方策を考えるほうが現実的、実践的なのではないかと思われます。(太字はNaoko)

「日本語を活かした英語授業のすすめ」より

ここで言う「純粋培養型日本人学習者」はいわゆる「純ジャパ」のことですね。「純ジャパ」とは、日本生まれで、帰国子女でもなく、留学経験もない人のことを指す、と私も最近知りました。

japan garden

たしかに「英語で考えろ」と言われても、それができれば苦労しないよ!という気持ちになります。純ジャパの場合、「英語で考える」前のプロセスがあってもいいんじゃないか?という提案が本書のポイントです。

日本語ってどんな言語?

日本語を活用して英語を教えるにあたって、まずは日本語のことを改めて見つめ直してみよう、と教授は言います。

  • 日本語の場合であれば年齢相応に身につけた「言い回し」や「イントネーション」、さらに「しぐさ」「表情」といった非言語要素を無意識のうちに使いこなして、言葉だけでは伝えきれない情報を巧みに伝達している。
  • 「日本語で言いたいことが英語で表現できない」というときの「日本語で言いたいこと」というのは思っているほど単純なことではなく、けっこう複雑な要素を持っている。
  • 日本語には心情と事実が同居し、主語・目的語の省略や脱落が起きる。
  • 日本語は語順に寛容な言語である。(太字はNaoko)

「日本語を活かした英語授業のすすめ」より

生まれてから自然に身につけた母国語は、意識せずに行っていることがとても多いのです。この本を読んで、日本語がいかに英語と違う言語かということを改めて感じました。

日本の現状をふまえた吉田教授の提案

英語で自分の言いたいことを伝えるときに常に意識するとよい2つの大きな視点として、吉田教授は下の2つを挙げています。

  • 英語は日本語よりも語順に厳格な言語である
  • すべてを一気に言おうとしないこと 「当たらずも遠からず」の姿勢

「日本語を活かした英語授業のすすめ」より

ああ、渡米時にこの視点を知っていたらどんなによかったか!

もう少しゆったりした気持ちで英語に向かい合えたと思います。

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「日本語で言いたいことがそのまますべて英語で表現できないのは当然なのだ」という少々開き直った気持ちで構わない

「日本語を活かした英語授業のすすめ」より

この言葉に出会って以来、チャットde英語レッスンのサービスを受けてくださっている方々には必ずこの考え方を伝えています。

英語の語順については、有名な文法書「一億人の英文法」にもこう書かれていました。

英語は配置のことば。配置がギア(歯車)になって文を動かすことば。

(中略)

場所と意味ががっちり結びついた配置のことば。それが英語です。(太字はNaoko)

「一億人の英文法」より

「英語は語順に厳しい」「英語は配置のことば」ということを胸に刻んでおきましょう。

余計なものは削ぎ落とす。一番言いたいことは何か?を考える。

英語とは対照的に、語順に寛容な日本語。いろいろな複雑な要素を含み、主語・目的語の省略もしょっちゅうです。

だから、自分が一番言いたいことは何か、を考えるようにしましょう。余計なものは、削ぎ落とす。

基本の「主語・述語・目的語」を英語で組み立てるところから始めてみましょう!

「主語の次にすぐ述語」という意識を高めるだけでも違うと思います。ぜひ試してみてくださいね。

さらにこの本には、日本語を活用しながら英語を教える具体的な方法が書かれています。私のチャットde英語レッスンのサービスにも取り入れられる部分がたくさんあることに気づきました。私なりに工夫して、サービスを受けられている方々にカスタマイズしながら取り入れています。

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ABOUTこの記事をかいた人

サンディエゴ在住の英語インストラクター。字幕翻訳家の顔も持つ。一人では挫折しがちな英語学習を、スキマ時間の英語チャットで習慣づけするサービス「チャットde英語レッスン」を提供中。趣味は映画・テレビドラマ観賞、読書、ピラティス。娘が2人。