悩んでいる人にかけてあげたい、温かい励ましの英語フレーズ【ペアレントフッド②】

ペアレントフッド2




Naoko
サンディエゴ在住、映画とドラマ💗の英語インストラクターNaokoです。

前回、登場人物とあらすじをご紹介した家族ドラマ「ペアレントフッド」。

今回は長男アダムの家族にフォーカスを当てながら、英語フレーズをご紹介します♪

adam-family

(ドラマのセリフはSpringfield! Springfield!から。日本語は私の拙訳。)

長男アダムと父親ジークの対立

【シーズン1 第1話】

ジークとカミーユの家(アダムの実家)で、家族全員が集まって食事をしたあと、ジークはアダムの息子マックスとバスケットボールをします。競り勝とうとしないマックスにイライラしたジークは、マックスの顔にヒジ鉄。マックスは盛大に鼻血を出します。

ジークの荒っぽい子育てに反発しているアダムは、真っ向から対立します。

アダム
We’re not raising him the way that you raised us, all right? (僕らは父さんみたいな育て方はしてないんだ。)
ジーク
What’s that supposed to mean?どういう意味だ?)
アダム
It means I don’t want him to feel like everything in life is a war.(人生のあらゆることが戦争だ、なんてマックスには教えてないってことさ。)
ジーク
Oh, sonny. It is a war.(人生は戦争だよ。)
使えるフレーズ
What is that supposed to mean?  (何それ?)どういう意味?

相手の発言に対してカチンときたときに言うセリフです。”What do you mean?”とは違って、不満があるときに使うので、使い方には気をつけましょう。

子育ての方針は、他人からとやかく言われたくないもの。だから他人の子育てにも口出ししないほうが無難です。

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©2018 NBCUniversal Media, LLC

アスペルガー症候群と診断されたときの会話

【シーズン1 第2話】

アダムとクリスティーナは、精神科医のところにマックスを連れていき、診断を聞きます。

クリスティーナ
Do you think Max has Asperger’s? (マックスはアスペルガー症候群だと思いますか?)
ドクター
Max is very high functioning, but I do find that Max’s behaviors are consistent with an Asperger’s diagnosis.(マックスの行動はアスペルガー症候群にあてはまります。)
アダム
All right, uh This is fine.This is not an insurmountable problem.(大丈夫、克服できない問題じゃありません。)
We’re gonna Look, we can work through this.I think we should just tackle this one by one.(1つ1つ取り組めばいいんです。)
So, pirate costume I think getting him out of that thing is key.(まずは海賊の格好をやめさせることからですね。)
ドクター
I’m happy to help with strategies for specific behaviors.(具体的な行動の解決法についてよりも、まずはー)
I think that we should start with more of a big picture conversation.(全体像を考えることから始めましょう。)
アダム
I’m better with practical stuff. (僕は実践的なやり方のほうが得意なんです。)
クリスティーナ
Adam. Can you please just let him talk?(アダム、まず先生の話を聞きましょう。)
ドクター
This isn’t a prison sentence.(実刑判決が出たわけじゃないんです。)
アダム
So, how long is this going to take then? (どのくらいかかるんですか?)

Just to get him through this, get him back on track.(普通の状態に戻すには?)

ドクター
Okay, unfortunately, there is no cure for Asperger’s.(あいにく、アスペルガー症候群を治すことはできないのです。)
It is a syndrome that he will always have.(ずっと付き合わなくてはならない症状なんですよ。)
アダム
I don’t understand.(わからないな)
クリスティーナ
Sorry, what are we supposed to do for him? I mean, I don’t know.(私たち、いったいどうすればいいんでしょう?)
ドクター
You will help to uncover Max’s gifts.(マックスの才能を探り当てましょう。)

You figure out how he learns.(マックスがどうやって学ぶのかを理解するんです。)

You get as much support for Max as possible.(できる限りのサポートを受けてください。)

Quite honestly, the research clearly shows the greatest barometer of success for children with Asperger’s is their parents’ involvement.(アスペルガー症候群を持つお子さんの成功は、ご両親がいかに熱意を持って取り組むかにかかっているのです。)

精神科医との会話なだけに、難しい言葉がでてきますね。

でもこの場面に出てきたから覚えられる、という考え方もあります。また、正確な意味はわからなくても前後の文脈から「なんとなくこんな意味かな」と察する力を鍛えるのも大事です。

ボキャブラリーを増やそう
  • I do find that Max’s behaviors are consistent with an Asperger’s diagnosis. マックスの行動はアスペルガー症候群にあてはまります。

(be consistent with〜:〜と一致する、調和する)

  • This is not an insurmountable problem. 乗り越えられない問題ではない。

(insurmountable: 越えられない、克服できない)

あたたかい励ましの言葉

【シーズン1 第6話】

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行動療法士ギャビー©2018 NBCUniversal Media, LLC

マックスがアスペルガー症候群と診断され、行動療法士のギャビーが毎日数時間マックスと過ごすことになりました。

ある日、ギャビーがマックスを公園につれて行きます。マックスは誰かと一緒に遊ぶことが苦手なので、母親のクリスティーナが何度も誰かと遊ばせようとしたけれども成功したことがありません。

でもギャビーは、公園にいた女の子とマックスがボール遊びをするようにしむけて成功します。今まで自分が何度やってもダメだったことをあっさりギャビーにやられて、打ちのめさせるクリスティーナ。

クリスティーナ
I feel like a total loser.(自分がダメ人間に感じるわ。)

I’ve been trying to do this for so long… You make it seem so easy.(私がずっと長いことやろうとしてできないことを、あなたはあっさりやっちゃうんだもの。)
涙ながらに言うクリスティーナに対して、ギャビーはこう言います。
ギャビー
You’re too hard on yourself.(あなたは自分に厳しすぎるのよ。)

You need to just cut yourself some slack and relax.(少し手を抜いて、リラックスしたほうがいいわ。)

第三者の、しかもプロフェッショナルの助けを借りるというのは効果があるんだな、と思わせるシーンでした。

ギャビー役のミンカ・ケリーという女優さん、とてもカワイイです。このあと、ちょっとした事件のためにマックスの指導ができなくなるのはとても残念でした。

使えるフレーズ
  • You’re too hard on yourself. あなたは自分に厳しすぎるのよ。
  • You need to cut yourself some slack. 少し手を抜いたほうがいいわ。

「cut (or give) someone some slack」で「大目に見る、余裕を与える」という意味です。

頑張りすぎて疲れ切っている相手には、こんなふうに言ってあげられるといいですね。

相手を励ますフレーズとしては、こんなものもあります。

  • Don’t push too hard on yourself. (頑張りすぎないで/無理しすぎないで)
  • Take it easy. (気楽にいきましょう)
  • Let me know if there’s anything I can do for you.(私になにかできることがあれば言ってね。)

まとめ

アダムの家族の会話はいかがでしたか?

アスペルガー症候群を持つマックスの子育ては、このドラマの大きなテーマの1つです。マックスの行動がトラブルを引き起こし、そのたびにアダムとクリスティーナが必死に対処します。

「こういうことが自分(あるいは子ども)に起きたらどうするだろう?」と考えさせられることが多いドラマなんですよ。

今回の記事に出てきた【使える英語フレーズ】と【ボキャブラリーを増やそう】をまとめます。

使える英語フレーズ
  • What is that supposed to mean?  どういう意味よ?
  • You’re too hard on yourself.  あなたは自分に厳しすぎる。
  • You need to cut yourself some slack. 少し手を抜いたほうがいいわ。
  • Don’t push too hard on yourself.  頑張りすぎないで。
  • Take it easy. 気楽にいきましょう。
  • Let me know if there’s anything I can do for you. 私になにかできることがあれば言って。
ボキャブラリーを増やそう
  • I do find that Max’s behaviors are consistent with an Asperger’s diagnosis. マックスの行動はアスペルガー症候群にあてはまります。

(be consistent with〜:〜と一致する、調和する)

  • This is not an insurmountable problem. 乗り越えられない問題ではない。

(insurmountable: 越えられない、克服できない)

Have a wonderful day!




ABOUTこの記事をかいた人

映画とドラマをこよなく愛する英語インストラクター。2009年からサンディエゴ在住、元字幕翻訳家。映画とドラマで英語を楽しみながら学ぶ方法を提供中。趣味は映画/ドラマ観賞、読書、ピラティス。娘が2人。