家族ドラマ「ペアレントフッド」で学ぶ英会話シリーズ第4弾。
今回はクロスビーにフォーカスします♪
ボートハウスで暮らし、花の独身生活を楽しんでいたクロスビー。数年前に付き合った女性ジャスミンが、なんの前触れもなく5歳のジャバーを連れて現れます。「あなたの子よ」と言われて動揺するクロスビー。
弁護士の妹ジュリアに言われてDNA検査で調べた結果、ジャバーは本当にクロスビーの息子であることが証明されます。ジャバーと一緒に過ごす時間がふえるにつれて、クロスビーに父親らしい感情が生まれてきて…
(ドラマのセリフはSpringfield! Springfield!から。日本語は私の拙訳。)
誕生日パーティーはテーマを決めることが多いアメリカ

【シーズン1 第8話】
ジャスミンとクロスビーがジャバーの誕生日パーティーの買い物をしている場面。パーティーのテーマを何にするかを話しながら歩いています。













Wait a minute. Are you saying my family’s not invited?(ちょっと待てよ、オレの家族はよばないつもりか?)




All right, how many people from your family are going?(君の家族は何人来るのさ?)

どうみても、クロスビーの家族がパーティーに来ることを歓迎しない様子のジャスミン。
それには理由があったのです!
私はその知識がなかったので、娘の誕生日パーティーには何度かピエロ(英語では clown )を呼びました。手品をしてくれたり、風船で動物を作ってくれたり、フェイスペイント(顔に絵を描くもの)をしてくれたり、とても楽しいのです。
とにかく、主役である誕生日の子どもが楽しめれば何でもいいと思います。ただ、アメリカではテーマを決めることが多いということを覚えておいて損はありません。
アメリカで有名なキャラクター
もうご存知の方も多いかもしれませんが、会話に出てきたキャラクターを写真でご紹介します。
スポンジボブ:アダムの息子マックスが大好きなアニメーションとしても出てきます。アメリカで小さな子どもに大人気。
G.I. ジョー:米国ハズブロ社が販売している男児向けのおもちゃ。アニメーション、映画にもなっています。
「パン屋の1ダース」は13個
でも「 baker’s dozen 」は13個。これは昔、目方不足で罰せられるのを恐れて1個おまけにつけたことから「パン屋の1ダース」といえば13個になったそうです。(「ザ・コピーライティング」ジョン・ケープルズ著、神田昌典監訳より)
うちの近所のベーグル屋さんでも、1ダース頼むと13個入れてくれます♪
ジャスミンの秘密
【シーズン1 第8話】
ジャバーの誕生日パーティーに、クロスビーの家族も勢揃いで参加します。クロスビーがジャスミンのお兄さんやお母さんにあいさつをしますが、ひどく冷たくあしらわれます。ジャスミンの家族全員が、明らかにクロスビーに対して反感を抱いている様子。
何かがおかしい。
クロスビーの家族とジャスミンの家族の対立が頂点に達したとき、ジャスミンが言います。

©2018 NBCUniversal Media, LLC

みんながハッと息をのみます。

Uh, it was just, um, easier for me to lie to all of you. And let you believe that he was just like Dad.(クロスビーが私の父親みたいな男だと思ってもらったほうがラクだったから、ウソをついたの。)


But if you’re going to be mad at anyone, just be mad at me.(でも怒るなら、私に怒って。)
Don’t be mad at him.(彼は何も悪くないの。)
なるほど、そういうことだったのか!という展開でした。
- let you believe that 〜:〜ということを信じさせる
- let him(his father) know that〜:〜ということを知らせる
ジャスミンの言葉にも2回出てくる「let」という使役動詞。本当によく使います。
日本の中学校で英語を習ったときは、let + us = let’s の形を最初に習って、使役動詞としての働きはあまり習わなかった気がします。
例文:Let me help you. お手伝いします。
ドラマや映画にでてきたときは、注意してみてくださいね。
まとめ
クロスビーとジャスミンの関係も、いろいろ紆余曲折があります。結婚しようと決めたのにクロスビーがとんでもないことをしでかしたり、ジャスミンに新しい恋人ができたり。
私の個人的な趣味ですが、ジャスミンのファッションがステキ。しなやかな体に自然にフィットした、抜け感のある服をいつも着ています。
4人兄弟の中でも、一番やんちゃで甘えん坊なクロスビー。ときどき画面に向かって「 Grow up! (大人になりなさいよ!成長しなさいよ!)」と言いたくなりますが、だんだん憎めなくなってくるから不思議です。
- let you believe that 〜:〜ということを信じさせる
- let him(his father) know that〜:〜ということを知らせる
例文:Let me help you. お手伝いします。
- アメリカの子どもの誕生日パーティーはテーマを決めることが多いです。
- ふつう「a dozen」は12個。でも「 baker’s dozen 」(パン屋の1ダース)は13個です。
Have a wonderful day!