
今回は「立ち入った質問をしてしまったときに付け足すフレーズ」をご紹介します。
初対面だったり 知り合って間もない相手と話をするとき、あまり個人的な質問はしませんよね。
でも話の流れで、相手が気を悪くするかもしれないちょっと踏み込んだ質問をしてしまったらどうしますか?
これから紹介するフレーズを付け足すと 相手にムッとされずに済むかもしれませんよ♪
目次
例その1:映画「ホーム・アゲイン」
リース・ウィザースプーン主演の映画「ホーム・アゲイン」に出てきました。
状況説明
リース演じる主人公アリスは、結婚が暗礁に乗り上げて別居することに。娘2人を連れてLAの実家に戻ります。父親が有名な映画監督だったアリスは、ひょんなことで知り合って居候させることになった脚本家志望の若者と、亡き父の書斎で話をします。
アリスと青年の会話

アリスの父親の書斎(写真:https://hookedonhouses.net/2018/05/08/reese-witherspoon-house-home-again/)
アリス:I’m having a hard time letting go of some of these things.(なかなか父のものは捨てられないのよ)
脚本家の卵:Why did you move back? If you don’t mind me asking.(なぜ実家に戻ったんです?立ち入ったことを聞いてすみません)
アリス:No, that’s a very normal question. And one I should probably come up with an answer for.(いいの、ごくまっとうな質問よ。答えを用意しておかないといけないわね)
If you don’t mind me asking.
- ぶしつけな質問かもしれないけど
- 立ち入った質問かもしれないけど
- もし聞いても差し支えなければ
- こんなこと聞いてもいいかわからないけど
…のような ニュアンスです。
この映画のみどころ
この映画に使われている家が、とてもステキなんです♪
家そのものが南カリフォルニアっぽくて、白い壁にテラコッタの屋根。つねに窓を開け放って、さわやかな風がそよいでいる感じの家なんです。
キッチンも、家具も、ちょっとしたデコレーションの小物も、私が好きなものばかり。映画の内容というよりも、家やインテリアに夢中になってしまいました。
この映画に使われた家についての記事(英語)がありますので、ご興味ある方はどうぞ♪
例その2:映画「ファミリー・ツリー」
ジョージ・クルーニー主演の映画「ファミリー・ツリー」(原題:Descendants)にも出てきました。
状況説明
ハワイに暮らす主人公マット(ジョージ)は弁護士。ボートの事故で昏睡状態になった妻に恋人がいて、彼女が離婚まで考えていたことを知ってがく然とします。妻の浮気相手を追ってきた先のビーチで、その浮気相手の妻と話をします(初対面)。
マット:Their mother’s in the hospital.I thought I’d give them a break.(娘たちの母親が入院中だから、ちょっと気晴らしに、と思って連れてきたんです)
浮気相手の妻:Oh, no. What’s wrong, if you don’t mind my asking?(入院ってなぜ?聞いてもさしつかえないかしら)
マット:She was in a boating accident.She hit her head a little too hard.(ボート事故で。頭を強く打ってしまったんです)
文法的にはmyのほうが正しいけど「マインド・マイ・アスキング」より「マインド・ミー・アスキング」のほうが言いやすいので、私は if you don’t mind me asking.を使っています。
覚えておくと役に立つ、ていねいなフレーズの1つです。
この映画のお気に入りのシーン

© Fox Searchlight Pictures
映画のラストで、父親と娘2人がソファに座ってテレビを見るシーンがいいんですよ。ハワイアン・キルトをシェアしながら、それぞれ食べたいものを食べながらくつろぎます。
まぁいろいろあるけど人生は続く、という雰囲気が好き♪
まとめ
いかがでしたか?
If you don’t mind me/my asking.
知り合ったばかりの人、あまりよく知らない人に対しての気配りを示すことができるフレーズです。ぜひ使ってみてくださいね。
Have a wonderful day!