ミニオープンハウスを終えたら、いよいよ現地校の新学期がスタートします。
お子さんも保護者のあなたも、ドキドキですよね!
今回は、新学期がスタートしてすぐの時期に知っておくと役に立つことを3つご紹介します。
- 学校初日には家で記念写真をとる
- アルバム写真撮影&アルバム注文
- スナック&ランチについて
アメリカ現地校の新学期スタートまでに押さえておくべきポイントはこちら!
目次
新学期初日の朝、家で記念写真をとる
現地校の初日は、日本の始業式のようなセレモニーはありません。
そのかわり、と言っていいのか分かりませんが、「今日が〇年生の初日(First day of 〇th Grade)」として写真を撮る家庭が多いです。我が家も毎年撮ります。
毎年同じ場所で撮影して子どもの成長を記録している人がいて、いいアイデアだな〜と思いました。
私もやりたいと思いつつ、新学期初日はいつもバタバタ。学年が書いてあるサインを印刷するので手一杯(反省)。
無料で印刷できるもの(free printables)を使ってもいいし、手作りしてもいいでしょう。いい思い出になるはずです。
100th day of school
さらに学校では、100日目(100th day of school)も祝います。
特にKIndergartenや1st gradeでは、子どもたちが100に関するアクティビティをたくさんやります。

スクールピクチャーデイ(アルバム用の写真撮影)
これは大きなイベントで、女の子は特にドレスアップする子が多いです。
うちの娘も、必ずその時一番気に入っている服を着ていきますね。
カタカナ英語の「ワンピース」は通じません。アメリカでは dress と言います。
「有名人の昔の写真」で必ずといっていいほど使われるのが、学校のアルバム写真。
白い歯を見せて「ニコッ(キラッ!)」と笑う訓練は小学校から(あるいはプリスクールから)スタートしています。

だからアメリカで育った人は、写真を撮るとき反射的に歯を見せて笑うのですね〜。

歯を見せずに口を閉じてニッコリほほえむことを ”Banana Smile” と言うんですって。知らなかったわ〜!

中学生(middle school)になると歯の矯正(braces)をする子が増えてきます。
だから中学校のアルバムには、歯の矯正器具を見せてニッ!と笑っている中学生がいっぱい(笑)。
アルバムを注文して支払ったことを証明するメールを保存しておく
アルバムの注文は忘れがちです。学校が始まったらすぐ申し込む、など、自分のルールを作っておくと忘れません。
申し込んで支払ったことを証明する受領確認メールを必ず保存しておきましょう。
私が経験したトラブル
学校が終わる1週間前に、次女の先生から下記のようなメールが届きました。
Hi Parents,
If you are receiving this email, it is because your child has not ordered a yearbook.(このメールは、アルバムを受け取っていない生徒の保護者にお送りしています。) I just wanted to let everyone know in case there was a mistake, and you thought you had ordered one. (注文したけれども何かの手違いがあって届いていない場合があります。)I will be providing kids with a memory book/packet they can use to gather signatures on Monday at our class party and on Tuesday at our end-of-year 4th-grade ice cream social.(アルバムがない子どもたちには、月曜日のクラスパーティーと火曜日の年末アイスクリームパーティーでメッセージを書き合うためのメモリーブックを用意します。)
*gather signature: ここでは「アルバムにメッセージと名前を書く」ことを指します。
Please let me know if you believe your child should have received a yearbook.(アルバムを確かに注文した、という方はご連絡ください。)
Thank you!
えっ? 私、買ったのに! と思ってメールを検索。
ちゃんと支払いを証明するメールがあったので、それを先生に送って事なきを得ました。
HAGSってナニ?
アルバムが配布されると、子ども同士でメッセージを書き合います。
友達のメッセージを見せてもらったところ HAGS だらけ!
これ何?と聞いたら
Have a great (or good) summer!
の略とのこと。これも知らなかった〜!
ランチ・スナックについて
アメリカ現地校には、日本のようにステキな給食はありません(あればいいのに 涙)。
ランチについて
家からサンドイッチなどを持っていく子もいれば、ランチを買って食べることもできます。
娘の小学校では”Buy Lunch”と言います。保護者が子どものアカウントに事前にお金を入れておくシステムです。
生徒ごとにバーコードがついたランチカードがあり、買うとアカウントからお金が引き落とされます。残高が少なくなったら通知がくるように設定できるので、とても便利です。

日本から引っ越してきてからしばらくは、長女におにぎりを持たせていました。
でも、まわりの友だちがみんなサンドイッチなので、やはり自分も!とサンドイッチに変わって今に至ります。
私はホームベーカリーでパンを焼き、切るだけなのでラク。子どもは自分で好きなものを塗ったりはさんだりしています。

スナック
スナックは、フルーツを持たせることが多いです。手で食べやすいブドウが多いですが、小さめのリンゴ、みかん、バナナもよく持たせます。
皮がむいてあるミニキャロットや、キュウリ、セロリなどのスティック野菜を持ってくる子も多いです。
先生からは、こんなメッセージがありました。
Please send healthy snacks only, such as cheese and crackers, fruit or yogurt. (スナックは、チーズ、クラッカー、フルーツ、ヨーグルトなどのヘルシーなものを持たせてください。)
Candy is not a good snack for the brain for sustainable until lunch.(ランチまで頭を働かせるためには、キャンディーはよくありません。)
確かに、チーズ、クラッカー、ヨーグルトも定番です。
アメリカのスナックの代表格といえば Goldfish。ヘルシーかどうかは疑問ですが、とにかく大人気。いろいろな種類の味が出ています。
まとめ
今回は、新学期がスタートしてすぐの時期に知っておくと役に立つことを3つご紹介しました。
- 学校初日には家で記念写真をとる
- アルバム写真撮影&アルバム注文
- スナック&ランチについて
日本の新学期とは勝手が違うので戸惑うことも多いと思いますが、この記事が少しでもお役に立てばうれしいです。
Have a wonderful day!