【ドラマで英語】鳥肌もの!デビッド・フィンチャー監督の「マインドハンター」

mindhunter




Naoko
サンディエゴ在住、映画とドラマをこよなく愛する英語コーチ Naoko です。

今回は、デビッド・フィンチャー監督のNetflixドラマ「マインド・ハンター」から使える英語フレーズをご紹介します。

マインドハンター

あらすじ

時代は1970年代後半のアメリカ。主人公ホールデン・フォードと彼の相棒ビル・テンチは、実在のFBI捜査官ジョン・ダグラスとロバート・K・レスラーがモデルになっています。

ダグラスとレスラーは、犯罪行動科学に基づいて容疑者をプロファイリングする手法を生み出した草分け的存在。ドラマではホールデンとビルが実在の連続殺人鬼(serial killer という言葉もまだありませんでした)にインタビューを行い、研究を進めると同時に猟奇殺人を解決していく姿が描かれます。

シリアルキラーを研究することによって犯人を逮捕するプロファイリングという手法が、FBIのなかでどのように形成されていったのか?

残酷なシーンや派手な銃撃戦はほとんどありません。淡々と、そしてじわじわと心の闇を解き明かしていくストーリー展開が鳥肌ものです。

マジメな捜査官も美女にはタジタジ

まずはシーズン1の第1話からのフレーズです。

「あなた、浮いてるわよ」

ホールデンがバーで若い女性に声をかけられるシーン。カジュアルなバーなのに1人スーツ姿のホールデンに対して彼女はこう言います。

使えるフレーズ①

You stick out like a sore thumb.
あなた、浮いてるわよ。

stick out like a sore thumb という言い方、私はここで初めて知りました。

おもしろい〜!「場違いな」という意味なんです。

Merriam-Webster’s Learner’s Dictionary では stick/stand out like a sore thumb の項目で:

to be very noticeable in usually a bad way

たいていは「悪い意味で目立つ」ということですね。

mindhunter debbie

才色兼備のデビー

「まったく、いい子ちゃんなんだから」

「あなた、浮いてるわよ」と言ったデビーはホールデンを家に連れていきます。

ガチガチに真面目なホールデンにマリワナをすすめるデビー。これでちょっとはリラックスしてよ、というわけです。

使えるフレーズ②
You are such a goody-goody.
まったく、いい子ちゃんなんだから。

Merriam-Webster’s Learner’s Dictionary での goody-goody の定義は:

a person (such as a child) whose good behavior and politeness are annoying because they seem to be excessive or not sincere

つまり「いい子ぶってる人、善良ぶってる人」ということで、これまたいい意味では使われていません。

「You are such a 〜」もよくでてくる言い方です。「あなたって〜なんだから」とあきれたり、批判したりするときに使います。

例:You are such a scary cat.
あなたって怖がりなんだから!

デビーに言われ放題でトホホな感じのホールデンですが、FBI捜査官としては超優秀なんですよ(笑)

mindhunter photo

右がホールデン、左がテンチ

わざと繰り返す言い方

次は、シーズン1の第3話からです。

刑務所にいる連続殺人犯へのインタビューを続けるFBI捜査官のホールデンとテンチ。インタビューの開始を待ちながら、2人でこんな会話をしています。

mindhunter

「ちゃんと付き合った初めてのカノジョなんだ」

使えるフレーズ③

ホールデン:Actually, Debbie’s the first girl I’ve really dated-dated since high school. (デビーは高校の時以来、ちゃんと付き合った初めてのカノジョなんだ。)

テンチ:Dated-dated.(ちゃんと付き合った?)
My wife’s the first woman that I’ve married-married.(カミさんは、俺がちゃんと結婚した最初の女だよ)

こんなふうに同じ言葉を繰り返す言い方に気づくようになったのは、私も最近です。

繰り返すことで「本当の意味での」とか「完全にどこから見ても」という意味が加わるのです。本格的に、とか、ちゃんと、とも訳せるでしょう。

こういうニュアンスって、学校では教えてもらえないし教科書にものっていません。だから映画とドラマはやめられない!

マンガ Zits にも出てきました

The Washington Postのマンガ Zits (by Jerry Scott and Jim Borgman)の例をご紹介しましょう。


©The Washington Post

I am up. I’m just not up-up.
起きてるよ。ただホントに起きてないだけ。

英語は同じ言葉のくり返しをひどくきらう言語。

でも、今回のフレーズのようにわざとくり返すこともある、というのは実に面白いです。

まとめ

いかがでしたか?

本当にテレビドラマは使える英語フレーズの宝庫です!

英語フレーズまとめ
  1. You stick out like a sore thumb. あなた、浮いてるわよ。
  2. You are such a goody-goody. まったく、いい子ちゃんなんだから。
  3. Actually, Debbie’s the first girl I’ve really dated-dated since high school. デビーは高校の時以来、ちゃんと付き合った初めてのカノジョなんだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a wonderful day!

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ABOUTこの記事をかいた人

映画とドラマをこよなく愛する英語インストラクター。オンラインで英語を教えています。2009年からサンディエゴ在住、元字幕翻訳家。趣味は映画/ドラマ観賞、読書、ピラティス。娘が2人。